1 背景

80代の女性(被相続人の妻)と50代の女性(被相続人の子)から、亡くなった父(被相続人)の遺産分割について、ご相談・ご依頼いただきました。
相続人としては、依頼者2人のほかに、被相続人の子がもう1人(相手方)いました。
遺産としては、現金・預貯金がありました。
依頼者2人は、遺産分割に関する相手方との話し合いがまとまりかけていましたが、途中でこじれてしまったとのことで、当事務所にご相談・ご依頼いただく流れとなりました。

2 当事務所の活動と結果

当事務所の弁護士は、すぐに、相手方に対し、依頼者2名の代理人として介入する旨の通知書を郵送しました。
すると、相手方から、当事務所に対し、家庭裁判所に遺産分割調停を申し立てるとの連絡がありました。
そのため、遺産分割の問題は、調停での解決が図られることとなりました。

当事務所の弁護士は、依頼者とともに遺産分割調停の期日に出頭し、調停委員に対し、依頼者の意向をしっかりと伝えました。
その結果、依頼者2人が、法定相続分に従って、合計約808万円を受け取る内容での遺産分割調停を成立させることができました。

3 所感

遺産分割の話し合いが途中でおかしくなり、相続人同士での解決が困難となるケースがあります。
このようなケースでは、弁護士を間に挟んで冷静に対処していくことで、迅速に適正な解決を図ることが期待できます。

4 お客様の声

ありがとうございました。
わからない事だらけでしたので助かりました。
自分自身も勉強になりました。

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