1 背景

50代の男性と50代の女性から(依頼者2名)、亡くなった両名の父親(被相続人)の遺産分割についてご相談いただきました。
法定相続人としては被相続人の子どもがあと1人おり(相手方)、遺産分割の当事者は合計3名でした。

遺産としては、預貯金が5000万円余りと、不動産などを加えると総額6000万円余りでした。
依頼者2名と相手方との関係が芳しくなく、スムーズに遺産分割協議を進められるかどうかが不安であるとして、当事務所にご依頼いただくこととなりました。
ご依頼いただいたのは、被相続人が亡くなってから4か月の時期でした。

2 当事務所の活動と結果

遺産総額が相続税の課税を受ける規模であったため、相続税の申告・納付期限(被相続人の死亡を知った日から10か月)に間に合うように、迅速な解決が求められる事案でした。
当事務所の弁護士は、ご依頼後速やかに、遺産の洗い出しと集計を行い、法定相続分を前提とする遺産分割協議案を相手方に提示しました。

すると、相手方がほぼ当方の提示どおりの遺産分割協議に応じる旨の回答を早期にしてきたため、当事務所の弁護士は速やかに遺産分割協議書の作成・調印を進めました。
そして、ご依頼から約4か月で(相続税の申告・納付期限の約2か月前に)、依頼者2名で合計約4100万円(法定相続分どおり)の遺産を獲得する内容での遺産分割協議を成立させることに成功しました。
相続税の申告・納付期限にも十分な余裕を持っての解決となりました。

3 所感

本件のように、遺産総額の規模が大きく、相続税の課税対象となる場合には、適正な額の遺産を確保することのほかに、相続税の申告・納付期限を見据えて、スムーズに遺産分割協議を成立させることが大切です。
当事務所の弁護士が迅速対応に徹したことで、相続税の申告・納付期限に十分に間に合う時期に、法定相続分を確保する内容での遺産分割協議を成立させることができました。

また、相続税の申告および不動産の相続登記についても、当事務所の弁護士が窓口となって、当事務所と連携のある司法書士事務所および税理士事務所に委託することで、スムーズに完了させることができました。
相続税の申告や不動産の相続登記が必要となるケースでも、安心して当事務所にご相談いただければと存じます。

4 お客様の声

時間は少しかかりましたが、親身に対応していただきまして大変心強かったです。
解決事例11
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