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相続放棄とは、相続人が遺産の相続をすべて放棄する手続のことです。遺産を相続する場合には、預貯金や不動産といったプラスの財産だけでなく、借金などのマイナスの財産もすべて引き継ぐこととなります。したがって、プラスの財産よりもマイナスの財産の方が多い場合には、相続放棄をすることを検討した方が良いでしょう。

相続放棄については、単に「相続を放棄する」と宣言するだけでは足りず、原則として被相続人が死亡したことを知ってから3か月以内に、家庭裁判所に「相続放棄の申述書」という書面および必要な添付書類を提出することが必要です。

また、相続放棄は、一部の相続人だけが相続放棄をすることも、相続人全員が相続放棄をすることも可能となっています。しかし、相続放棄は、すべての遺産を相続して引き継ぐか、すべての遺産を放棄するかの選択であり、特定の欲しいものだけを相続して、不要なものや借金だけを放棄するといった取扱いは出来ませんので、ご注意ください。

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1 遺産分割の手続は?
2 遺産分割の方法は?
3 代襲相続とは?
4 法定相続人とは?
5 法定相続分とは?
6 特別受益とは?
7 寄与分とは?
8 遺留分と遺留分減殺請求とは?
9 遺留分減殺請求の手続は?
10 遺言(遺言書)とは?
11 遺言書はどのようにして作成しますか?
12 相続放棄とは?
13 相続放棄の手続は?
14 限定承認とは?
15 相続できる財産(遺産の範囲)とは?
16 生命保険の保険金は遺産に含まれますか?
17 死亡退職金は遺産に含まれますか?
18 祭祀財産(墓地、仏壇、位牌など)は遺産分割の対象となりますか?
19 祭祀財産(墓地、仏壇、位牌など)を誰が引き継ぐかについては、どのようにして判断されますか?
20 預貯金は遺産分割の対象となりますか?
21 相続において不動産の時価はどのようにして評価しますか?
22 遺産分割における不動産の分割方法は?
23 遺産の中に賃貸不動産がある場合、相続開始(被相続人の死亡)から遺産分割成立までの賃料は、誰のものになりますか?
24 葬儀費用は喪主の負担となりますか?相続人全員の負担となりますか?
25 相続放棄をする場合に受け取れるもの、受け取れないものとしては、それぞれどのようなものがありますか?