相談風景4

遺言とは、自身の死後の遺産相続に関する指示を生前に残しておくことを言います。遺言が法的な効力を持つためには、法律で定められた方式を守って書面の形で作成されたものでなければならず(遺言書)、口頭や録音による遺言には法的な効力は認められません。

そして、遺言書が存在する場合には、原則として、遺言書の内容に沿って遺産相続を行います。しかし、遺言書に不備がある場合や、本人が書いたものかどうかが分からない場合などは、遺言の効力が認められないこともあります。また、特定の相続人にすべての遺産を相続させるなどといった内容の遺言書の場合には、遺留分を巡るトラブルが発生することもあります。

遺言書が存在しない場合には、相続人間での遺産分割協議で遺産相続の内容を決めます。話し合いがまとまらないときは、家庭裁判所での調停や審判で解決を図ることになります。

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No Q&A
1 遺産分割の手続は?
2 遺産分割の方法は?
3 代襲相続とは?
4 法定相続人とは?
5 法定相続分とは?
6 特別受益とは?
7 寄与分とは?
8 遺留分と遺留分減殺請求とは?
9 遺留分減殺請求の手続は?
10 遺言(遺言書)とは?
11 遺言書はどのようにして作成しますか?
12 相続放棄とは?
13 相続放棄の手続は?
14 限定承認とは?
15 相続できる財産(遺産の範囲)とは?
16 生命保険の保険金は遺産に含まれますか?
17 死亡退職金は遺産に含まれますか?
18 祭祀財産(墓地、仏壇、位牌など)は遺産分割の対象となりますか?
19 祭祀財産(墓地、仏壇、位牌など)を誰が引き継ぐかについては、どのようにして判断されますか?
20 預貯金は遺産分割の対象となりますか?
21 相続において不動産の時価はどのようにして評価しますか?
22 遺産分割における不動産の分割方法は?
23 遺産の中に賃貸不動産がある場合、相続開始(被相続人の死亡)から遺産分割成立までの賃料は、誰のものになりますか?
24 葬儀費用は喪主の負担となりますか?相続人全員の負担となりますか?
25 相続放棄をする場合に受け取れるもの、受け取れないものとしては、それぞれどのようなものがありますか?